駿河湾海ぼうず日誌

  

あけましておめでとうございます。

画像のアップロードが調子悪いので書くのが遅れましたが、3日の朝に釣り初めに出かけました。
フワフワのキスの天ぷらの味が忘れられないので、またまた焼津外港で投げ釣りです。
エサは赤イソメ。寝坊したので釣り開始は陽も昇りきった8時です。


一発目は小さいコチが釣れました。


そしてカサゴ。


キス！
まだいました。うれしい。


でかいウミタナゴ（？かどうかいまだにわからん）もまだいます。
ヒキが強くて楽しい。でもリリース。理由はさばいた身の色があんまりおいしそうじゃないから。


釣り初めの釣果はキス4匹、カサゴ1匹、コチ1匹、ハゼ1匹でした。

年末年始は暖かくて風も穏やかでしたが、一転してめちゃ寒暴風ですね。
しばらく釣りはお休みしてスノボに興じます。冬を楽しもう。  

さて、調子に乗って前日に続き大晦日の早朝焼津港にやってきました。
不調だったサビキは見限り、今日は最初から投げ釣りに専念です。

暗いうちから赤イソメを投入。寒い。しかし電気ウキの釣り客がひしめいています。
何狙いなんでしょうか。タチウオかな。

しばらく竿を置いて、巻いてみるとクンクンと手応えあり。
キスか？と思ったらジンダベラでした。

しかも3連チャンとか。かじかんだ手で針をはずすのがめんどい。
どうも暗いうちはジンダベラしか釣れないようです。せっかく早起きしたのに…。

明るくなってくると釣れる獲物が変わってきました。

昨日に続き、ウミタナゴらしきお魚。釣りあげたら勝手に立ってポージングしてくれた。
しかし今日は天ぷら用のキスしか眼中にないのでリリースです。

そして7時過ぎ、意中のキスとついに再会。

こちらも自ら立ってくれた。太くていいキスです。

7時から10時の間はキスフィーバーです。
ゾロリ。

ゾロリゾロリ。連掛けでおもしろいように釣れます。


8時半くらいに、イワシのボイルがありました。水面からピョンピョン跳ねるイワシの群れが岸壁のすぐそばまで来ました。水面のザワザワも初めて見た。すごいですね。
このタイミングでメタルジグを投げたらなんか青物が釣れそうです。でも隣りのジギングファミリーは釣れてなかったから、僕がやってもきっとダメだったでしょう。


キスの合間にヒトデも釣れました。ヒトデが釣れるとその日はボウズとよく父親が言っていたものです。
ヒトデのせいかはわからないけど、港なのにとにかく根がかりが多い。
けっこうな数のオモリをロストしました。次来るときは根がかり対策を講じよう。

3時間ほどで12匹のキスを釣り、満足したので帰宅。
途中で実家によって、8匹をおすそ分けしたので自宅用は4匹です。

この日の最大は24cmでした。なかなかいいサイズでしょ。

一番大きい1匹は刺身に、ほかは背開きにして天ぷらです。

刺身はコリコリ、天ぷらはフワッフワで美味かった～。
キスが釣れてる間にまた行こうっと。  

冬休みです。年の瀬です。師走の30日です。
焼津の外港でいいサイズのキスが釣れるとの情報をガソリンスタンドでキャッチした僕はさっそく赤イソメを携えて現場へ向かいました。

ちょうど日が出たところ。
空気より温かい水面からはうっすらと蒸気が立っています。

季節はずれのキス情報を信用していなかった僕はサビキの道具も用意しました。
1個しか手持ちが無かった竿受けも、2,000円で追加購入したので2本の置き竿ができます。
アミエビをつけたサビキと、赤イソメをつけたちょい投げの竿を仕掛けてしばし待つ。

サビキの竿がグイグイーンとしなりました。
急いで巻き上げようとするも、なかなかの力で魚が走ります。いい手応え！
あげてみるとアイゴが2匹でした。

強い引きは楽しめましたが、トゲがおっかないのでリリース。
海の中をのぞくと、岸壁のイガイを数匹のアイゴの群れがつついています。

他にもエサ取りのキタマクラやスズメダイが多いようですね。


ちょっとサビキには向かないかもしれません。

投げ竿の方もあげてみます。こちらもグングンといい引き。何かが掛かってます。

これは…なんでしょう。ウミタナゴでしょうか。大きさは20cm弱くらいです。

ちょい投げのほうがいい獲物がつくのでサビキはやめて、投げ竿2本でキスを狙います。
投げる場所はほんの10mほど。
竿先がピクンとしたらきき合わせで巻いてみます。

キター！本命のシロギスです。冬にみるとさらに美しいですね。
夏に釣れなかったので、この季節に会えるのはうれしいですね。暖冬さまさまです。


なんと夢の3連がけも達成。もう今年思い残すことはねえ･･･。


最後に小さなハゼを釣って、エサがなくなり終了。


キス8匹とウミタナゴ？3匹をお持ち帰りました。キスは最大で21cm。

キスは大晦日の年越しそばの天ぷら用に開いておきます。
ウミタナゴ？はムニエルで酒のつまみに。しかし切り身の色がなんか、黒い･･･。

でも小麦粉をまぶしてハーブを振りかけて、塩コショウでこんがり焼いて食べてみると完全にウマイ。

釣り納めのつもりでしたが、久々のキス釣りが楽しかったので、翌日の大晦日も行くことにします。  

先週三重から友達が遊びにきて、3連泊くらいしていきました。
せっかくの盆休みなので、地元の友達も何人か呼んでBBQをやりました。
遠方からの来客が夏らしいことをしたいと言うので。

僕の竿を貸して、家の目の前の海で釣りをしてもらいます。
シーバスタックルにライトなキス仕掛けをつけて、石ゴカイでちょい投げをしてもらいました。



1時間ほどでキスを1尾釣ってきてくれました。
すぐさばかれて網焼きに。15cmほどなのであっという間になくなります。



次は良い型のホシササノハベラ。
ベラって食べれるんだっけ？とか言って調べつつ、これも網焼きに。
さばくとき、ウロコが大きくて意外だった。ベラってウロコ小さいイメージだった。
ベラはよく釣るけど、料理したのは初めてなので勉強になります。



買ってきた大赤エビの浜焼きを添えて。魚介コースです。
ホシササノハベラは淡白なお味でした。食べ終わってみると背骨が青かったのも意外でした。
アナハゼの恐怖を思い出しましたが、でもどっちもウマイよ。

海が近いとこういう遊びができていいですね。津波のリスクに代わる、ちょっとしたメリットです。  

昨日の日曜日、大井川港に釣りにいきました。
先月はスノボや飲み会で週末の予定が埋まっていたので、実に1ヶ月ぶりの釣行です。
空が曇っていて天気があやしいので、赤イソメを少しだけ買って港からチョイ投げしてみます。

大量の鵜の群れが港内に島を作っています。

こんなに鵜がいたら表層には魚がいないんじゃないか？

シーバスロッドに8号の天秤オモリをつけてしばらく投げていましたが、特に反応なしです。
何のアタリもなく仕掛けを回収しようとしたとき、なんだかズシリと重い。
何かがついていることは確かですが、リールを巻く手にまったく動きが伝わりません。

コンブか何か引っかかったのかな、と思いながらあげてみたらこれでした。

気持ち悪い…。なにこれ…。
微妙にグネグネ動いてるから生きているようです。
なんか体表から紫色の汁が出て餌のイソメが染まっています。絶対に触りたくない。

ウミウシかと思って調べてみたら、アメフラシでした。

普段は海底で海藻を食べているらしいので、イソメに食らいついたわけではなく、僕が引いてきた針がうっかり体に刺さって事故的に釣りあげてしまったようです。平和な生活を邪魔してしまったのは申し訳ないけど、お互いにダメージ大です。
こいつ、なんと食べられるらしいですよ。でも僕は遠慮しときます。鍋に入れるのも無理です。

なかなかアメフラシと触れ合う機会もないので、ひっくり返してみました。

ちょっと淫靡すぎやしませんか…。
こんなにいやらしい生き物は見たことがありません。
お前サイテーだな、と罵りつつも少しドキドキしながらペンチでつかんで海に帰ってもらいます。

結局、昨日の釣果はこの1フラシだけでした。
今日は雨のようです。