駿河湾海ぼうず日誌

冬休みです。年の瀬です。師走の30日です。
焼津の外港でいいサイズのキスが釣れるとの情報をガソリンスタンドでキャッチした僕はさっそく赤イソメを携えて現場へ向かいました。

ちょうど日が出たところ。
空気より温かい水面からはうっすらと蒸気が立っています。

季節はずれのキス情報を信用していなかった僕はサビキの道具も用意しました。
1個しか手持ちが無かった竿受けも、2,000円で追加購入したので2本の置き竿ができます。
アミエビをつけたサビキと、赤イソメをつけたちょい投げの竿を仕掛けてしばし待つ。

サビキの竿がグイグイーンとしなりました。
急いで巻き上げようとするも、なかなかの力で魚が走ります。いい手応え！
あげてみるとアイゴが2匹でした。

強い引きは楽しめましたが、トゲがおっかないのでリリース。
海の中をのぞくと、岸壁のイガイを数匹のアイゴの群れがつついています。

他にもエサ取りのキタマクラやスズメダイが多いようですね。


ちょっとサビキには向かないかもしれません。

投げ竿の方もあげてみます。こちらもグングンといい引き。何かが掛かってます。

これは…なんでしょう。ウミタナゴでしょうか。大きさは20cm弱くらいです。

ちょい投げのほうがいい獲物がつくのでサビキはやめて、投げ竿2本でキスを狙います。
投げる場所はほんの10mほど。
竿先がピクンとしたらきき合わせで巻いてみます。

キター！本命のシロギスです。冬にみるとさらに美しいですね。
夏に釣れなかったので、この季節に会えるのはうれしいですね。暖冬さまさまです。


なんと夢の3連がけも達成。もう今年思い残すことはねえ･･･。


最後に小さなハゼを釣って、エサがなくなり終了。


キス8匹とウミタナゴ？3匹をお持ち帰りました。キスは最大で21cm。

キスは大晦日の年越しそばの天ぷら用に開いておきます。
ウミタナゴ？はムニエルで酒のつまみに。しかし切り身の色がなんか、黒い･･･。

でも小麦粉をまぶしてハーブを振りかけて、塩コショウでこんがり焼いて食べてみると完全にウマイ。

釣り納めのつもりでしたが、久々のキス釣りが楽しかったので、翌日の大晦日も行くことにします。