駿河湾海ぼうず日誌

21日の日曜は友人たちと夕方の大井川港にいきました。
釣りをしてみたいという男女混合の5人グループです。

簡単で手も汚れないサビキをやってもらおうと竿をたくさん持っていきます。
投げ竿やルアーロッドなど、ありったけの機材を投入。
たくさん竿を出せばなにかしら釣れるでしょう。

ハゲ皮のサビキはエサをつけなくても動かすだけでイワシやサッパが釣れます。
一応アミエビも買っていきましたがガッチリ凍ってるので、溶けるまではサビいて釣ってもらいます。

先月親戚家族と大井川港でサビキをやりましたが、そのときよりも釣果がいいようです。
全員大人だから言うこともよく聞いてくれて、みんなとってもお利口さんです。

ピョンピョンと軽く竿先を動かすだけでも釣れますが、溶けてきたアミエビをつけると海に落としてすぐにイワシが釣れます。イワシの他はサッパ、ジンダベラ、ネンブツダイの稚魚が釣れました。

青イソメを一応買ってあったので、投げ釣り仕掛けに丸々1匹ずつかけて海に放りこんで放置しておいたら海ツボが食らいついていました。

海ツボを釣ったのは初めてです。一般的な呼び方はバイガイですね。
僕はこれを味付けして煮たやつが大好きです。

針が体内に入って見えないほどがっちり飲み込んでいます。
ハリスを追っていくとどうやら筒状の器官で摂餌するようです。

針も取りたいし1匹だけじゃ料理する気も起きないので、殻を割ってエサとして使用。
またしばらく海に放りこんで放置しておきます。
しかしやわらかいところを謎の生物に突かれただけで何も釣れませんでした。

6時くらいで暗くなってきたので終了。
2時間ほどで5～8㎝くらいのイワシが50匹ほど釣れました。
釣った魚はガチで夕飯を釣っていた外人さんグループに差し上げる。
「アリガトネ～！」と陽気にもらってくれました。

この日一番の収穫は大井川港に海ツボが生息していることが判明したことですね。
もっとたくさん獲れたらいい酒の肴になるのにな～。
いかんせん一本釣りじゃあ効率が悪すぎますね。