駿河湾海ぼうず日誌

  

すっかり書き遅れましたが、先月浜名湖へタコを釣りに行きました。
友人の会社の人が船舶免許を持っていて、貸しボートでポイントに連れて行ってくれます。
夜中に移動して、浜名湖の湖面で夜明けを迎えました。



橋の下をボートで通ったり、頭の上を電車が走ったりするのは楽しい。
タコを釣るのもベテランなので、教えてもらいながら生のカニをつけたテンヤ(手釣り)と、自前のタコテンヤ(竿)でタコを誘います。

最初に、僕のタコテンヤに小さいタコがかかりました。
なんとなく重いかな？と思いながらあげてみたら、いた。
タコはアタリがわからないですね。

そのあとは、生餌テンヤで3～4杯(タコの数え方がわからない)釣りました。

僕がその日一番の特大タコを引き上げました。
1.5kgくらいあったんじゃないかな？　うれしいです。

ボートに生簀があって、その中に釣ったタコを入れておきます。

たくさん入れるとケンカして共食いするそうです。
タコは脚が再生すると知っておどろきました。でも再生した脚は細いとのこと。

その日にぬめりを取って、生タコ刺身にしてみました。すごい歯ごたえ。
スーパーのタコと全然違いますね。

まだまだ冷凍庫に保存してあるので、たくさんタコ焼きパーティーができそうです。
自分で釣ったタコでタコパするのが夢だったから、念願叶いましたね。  

いつの話だよって感じですが、3月にワカサギ釣りに行ってきました。
山中湖のドーム船です。ワカサギ釣りは初めてです。

まだ暗い早朝に山中湖に到着。
前夜の雪が残り、3月も半ば過ぎだというのに一面真っ白です。
コンビニで食料とカイロを買い込み、えさの紅サシと遊漁券を買って、竿とリールを借り、船へ。
トイレ暖房完備で給湯器もついていて、なかなかに快適です。


空気が澄んで富士山がきれい。

やり方を教わって、紅サシを針につけます。
チョンがけして、はさみで半分に切るという。
ウジだと思うとキモチワルイけど、イソメと同じく慣れれば平気です。

底までオモリを落として、少し巻いて待ちます。
竿先がピクピクしたら少し竿を上げてきいてみて、まだ竿先が動けば巻き上げます。


釣れました。初めてのワカサギ。感動です。

ワカサギはものすごいちっさいので、アタリを手で感じ取るのがすごく難しい。
なので、目で竿先を見ていないとアタリを見逃してしまいます。
しばらくアタリがなければ、少し上まで巻き上げてまた底まで落とし、底を切って待つ。

ドーム船の中は小さな椅子が行儀よく並べられ、ひしゃく、えさ置き、はさみ、魚入れ、など使う道具が全て手の届く範囲に収まっており、座ったままであらゆる挙動ができるようになっています。
必要最小限でコンパクトで効率がよくて、まさにミニマリズムの極致。哲学的で美しくさえあります。
ただただ、足腰が固まる。

朝から午後3時くらいまでがんばって、ちょうど50尾釣りあげました。


船宿のご好意でおみやげにさらに100尾くらいもらって、家に帰って全部天ぷらになりました。
こんなに食えん！ってくらい山盛りになりましたが、意外とパクパクたいらげてしまいました。

冬の風物詩、今でも思い出すと心が涼やかになります。  

あけましておめでとうございます。

まだ釣り初めに行っていません。
というかこの大寒波のさなかに釣りに行くのは、台風にもかかわらず田んぼの用水路を見にいくようなものです。死にます。

イカ釣り船デビューしてからというもの、2016年の後半はあまり釣りにいけませんでした。
というのも、飼いはじめた猫がかわいすぎて休日はずっと家にこもっておりました。


今年はおそらく猫が成長してふてぶてしくなるので、暖かくなるころには釣りにいけそうです。
それと友人の子供を釣りに連れていく約束をしたので、成功体験を作ってあげなければ。
釣り好きおじさんの名にかけてボウズだけは回避したいです。

去年はイカ釣りの目標を達成できたので、今年はタコを釣りたいです。
それと、エギングで陸からアオリイカを釣りたいですね。