2014年11月05日
ふぃしゅーなでアナハゼを釣る
月曜日、祝日で休みだったので朝から釣りに行きました。
まだ夜が明ける前にいつもの堤防に着きます。
風が強いせいか、釣り人があまりいません。寒いです。
前回根魚釣りに使ったサバの切り身が残っているので、胴突きの仕掛けにつけてこないだカサゴが釣れたテトラの穴に落としてみました。しかし、生体反応がありません。先週あれだけ高活性だったネンブツダイすらいません。
岸壁の方で試してみます。ちょいちょい食いに来るものの、針にかかりません。
やっと釣れたと思ったら案の定ネンブツダイでした。

イワシも残っていたのでタチウオテンヤも試してみましたが、やはり釣れません。
日が出ると風がさらに強くなったので、堤防はあきらめて浜に降ります。
追い風なのでちょっとジグを投げてみましたが、反応もなく次のポイントへ移動です。
ふぃしゅーなにやってきました。そんなに多くはないですが、ファミリーがサビキを楽しんでいます。
サバの切り身を落としてみます。水深が浅いですね。
水が澄んでクサフグが岸壁の藻を食べているのが見えます。
たまに数十匹の群れで通り過ぎるいろんな魚の影も見えるのですが、サバの切り身はよけていくようです。今日はなかなかサバが売れないですね。
イワシを小さく切って、サビキの5号針に1個ずつチマチマつけて落としてみました。
しばらく待っていると何かかかりました。

どうせフグだろと思ったけどアナハゼでした。うげげ青い…。
初めてアナハゼを釣りましたがほんとに青いですね。
こいつ絶対ブルーハワイ食べたでしょ。

腹側もめっちゃ青いです。
青って、空と水以外自然界にあっちゃいけない色なんじゃねえの?
いや、熱帯魚とか鳥とか青い生き物いるか…。
しかしこの毒々しいアナハゼがなんと食べれるらしいので吐き気を抑えつつキープします。
そのあとはクサフグを1匹キャッチ&ポイして終わりました。
昼ごろ、余ったエサで瀬戸川河口と焼津港の外港を調査したものの釣果はなく、この日の獲物はアナハゼ1尾のみでした。

これっぽっちでさみしいですが、さっそく調理します。
頭を落として内臓を取ります。

まさかの身も内臓も青です。青い腸の管が見えると思います。うそだろ…。
毒の生き物が放つ警戒色としか思えません。最初にこれを食べた人、狂ってる。
(毒が手に染みて毒手にならないように調理中は手袋を着用しています)
恐れずに三枚におろします。

美しいブルーです。こちらの気持ちもどんどんブルーになっていきます。
これは白身魚と言えるんでしょうか。
気を取り直して皮を引きます。

この時点で刺身にしようか迷いましたが、そこまでの勇気はないのでバターソテーにします。
塩こしょうで味付けします。

青い。まずそう。青い。
オリーブオイルを熱して、チューブのにんにくを少し入れ、身を焼きます。

マジックソルトをふりかけて、バターを入れて両面焼きます。
素材が信じられないので調味料だけが頼りです。いい匂いがしてきました。
黒こしょうとパセリを軽く振ってできあがりです。あえて青い皿に盛りつけてみました。

さすがに1尾だと料理の量少ないです。2口分です。
でもたくさん食べたいとは思えないので、ちょうどいいかも。
震える箸で食べてみると…。う、うまい!!!
一般的な白身魚と同じ味です。外がカリッと、中はふわっとしててうまい。ここは料理のウデか。

不思議なことに、あんなに青かった身が見事な白身になってます。限りなく透明に近いブルーです。いや、ブルーじゃないです。ピュアホワイトです。
一体いつの間に? あの青色1号はどこへ流れたの?
アナハゼ、意外とおいしいことがわかりました。見た目の悪さからの振り幅がビッグバンです。
だからといって次も食べるとは限りませんが、もし飢饉が訪れた時はこれで飢えをしのぎます。
それにしても、この生き物はなんで青いんでしょうね。レディ・ガガみたいな奇抜感です。
まだ夜が明ける前にいつもの堤防に着きます。
風が強いせいか、釣り人があまりいません。寒いです。
前回根魚釣りに使ったサバの切り身が残っているので、胴突きの仕掛けにつけてこないだカサゴが釣れたテトラの穴に落としてみました。しかし、生体反応がありません。先週あれだけ高活性だったネンブツダイすらいません。
岸壁の方で試してみます。ちょいちょい食いに来るものの、針にかかりません。
やっと釣れたと思ったら案の定ネンブツダイでした。

イワシも残っていたのでタチウオテンヤも試してみましたが、やはり釣れません。
日が出ると風がさらに強くなったので、堤防はあきらめて浜に降ります。
追い風なのでちょっとジグを投げてみましたが、反応もなく次のポイントへ移動です。
ふぃしゅーなにやってきました。そんなに多くはないですが、ファミリーがサビキを楽しんでいます。
サバの切り身を落としてみます。水深が浅いですね。
水が澄んでクサフグが岸壁の藻を食べているのが見えます。
たまに数十匹の群れで通り過ぎるいろんな魚の影も見えるのですが、サバの切り身はよけていくようです。今日はなかなかサバが売れないですね。
イワシを小さく切って、サビキの5号針に1個ずつチマチマつけて落としてみました。
しばらく待っていると何かかかりました。

どうせフグだろと思ったけどアナハゼでした。うげげ青い…。
初めてアナハゼを釣りましたがほんとに青いですね。
こいつ絶対ブルーハワイ食べたでしょ。

腹側もめっちゃ青いです。
青って、空と水以外自然界にあっちゃいけない色なんじゃねえの?
いや、熱帯魚とか鳥とか青い生き物いるか…。
しかしこの毒々しいアナハゼがなんと食べれるらしいので吐き気を抑えつつキープします。
そのあとはクサフグを1匹キャッチ&ポイして終わりました。
昼ごろ、余ったエサで瀬戸川河口と焼津港の外港を調査したものの釣果はなく、この日の獲物はアナハゼ1尾のみでした。

これっぽっちでさみしいですが、さっそく調理します。
頭を落として内臓を取ります。

まさかの身も内臓も青です。青い腸の管が見えると思います。うそだろ…。
毒の生き物が放つ警戒色としか思えません。最初にこれを食べた人、狂ってる。
(毒が手に染みて毒手にならないように調理中は手袋を着用しています)
恐れずに三枚におろします。

美しいブルーです。こちらの気持ちもどんどんブルーになっていきます。
これは白身魚と言えるんでしょうか。
気を取り直して皮を引きます。

この時点で刺身にしようか迷いましたが、そこまでの勇気はないのでバターソテーにします。
塩こしょうで味付けします。

青い。まずそう。青い。
オリーブオイルを熱して、チューブのにんにくを少し入れ、身を焼きます。

マジックソルトをふりかけて、バターを入れて両面焼きます。
素材が信じられないので調味料だけが頼りです。いい匂いがしてきました。
黒こしょうとパセリを軽く振ってできあがりです。あえて青い皿に盛りつけてみました。

さすがに1尾だと料理の量少ないです。2口分です。
でもたくさん食べたいとは思えないので、ちょうどいいかも。
震える箸で食べてみると…。う、うまい!!!
一般的な白身魚と同じ味です。外がカリッと、中はふわっとしててうまい。ここは料理のウデか。

不思議なことに、あんなに青かった身が見事な白身になってます。限りなく透明に近いブルーです。いや、ブルーじゃないです。ピュアホワイトです。
一体いつの間に? あの青色1号はどこへ流れたの?
アナハゼ、意外とおいしいことがわかりました。見た目の悪さからの振り幅がビッグバンです。
だからといって次も食べるとは限りませんが、もし飢饉が訪れた時はこれで飢えをしのぎます。
それにしても、この生き物はなんで青いんでしょうね。レディ・ガガみたいな奇抜感です。
この記事へのコメント
一(はじめ)さんの勇気に脱帽です(°д°;)
Posted by モッ
at 2014年11月05日 15:35

食べた経験はありますが、改めて見るとやはり強烈ですね(´Д` )
寒色がいかに食欲を削ぐか実感します。
寒色がいかに食欲を削ぐか実感します。
Posted by ゆーれい at 2014年11月06日 07:54
>モッさん
勇気1000%ふりしぼりました。
釣らなきゃ食べれない魚が食べられるというのも釣りの魅力ですね…。
勇気1000%ふりしぼりました。
釣らなきゃ食べれない魚が食べられるというのも釣りの魅力ですね…。
Posted by 一(はじめ)
at 2014年11月06日 08:55

>ゆーれいさん
もしかしたら人間に食べられないように青い色をしてるのかもですね。
ヒトも万が一捕食者に狙われたらボディペイントで逃れられるかもしれません。
生きるヒントですね。
もしかしたら人間に食べられないように青い色をしてるのかもですね。
ヒトも万が一捕食者に狙われたらボディペイントで逃れられるかもしれません。
生きるヒントですね。
Posted by 一(はじめ)
at 2014年11月06日 08:59

透明感のあるブルー・・・
なんかシーグラスみたいですね(+_+)
話は変わりますが、文章がらしくなって来ましたね。
これからも楽しみにしております。
なんかシーグラスみたいですね(+_+)
話は変わりますが、文章がらしくなって来ましたね。
これからも楽しみにしております。
Posted by 通りすがり at 2014年11月06日 18:38
>通りすがりさん
私らしさをご存じの方のようで…(笑)
たぶん青身魚に興奮して文がはしゃいでしまったんですね。
いつも通りすがっていただいてありがとうございます。
早く船釣りデビューしたいです^^
私らしさをご存じの方のようで…(笑)
たぶん青身魚に興奮して文がはしゃいでしまったんですね。
いつも通りすがっていただいてありがとうございます。
早く船釣りデビューしたいです^^
Posted by 一(はじめ)
at 2014年11月07日 07:35

釣れた場所によって体表や部位の色がちがうみたいですね
私が三浦海岸の磯でつりあげたものは、赤みが強かったです
煮付け、塩焼きをためしましたが味はフツーでした
私が三浦海岸の磯でつりあげたものは、赤みが強かったです
煮付け、塩焼きをためしましたが味はフツーでした
Posted by だいがくせい at 2016年04月10日 14:40
>だいがくせいさん
同じアナハゼでも、環境によって色が違うものなんですね。
しかし赤もなかなかに鮮烈ですね・・・。
煮付けと塩焼き、2品目も調理するなんて脱帽です。
バターソテーも決してまずくは無かったけれど、(むしろおいしかったけど)
もう一度食べたいと思う気持ちがまったく湧いてきません(笑)。
同じアナハゼでも、環境によって色が違うものなんですね。
しかし赤もなかなかに鮮烈ですね・・・。
煮付けと塩焼き、2品目も調理するなんて脱帽です。
バターソテーも決してまずくは無かったけれど、(むしろおいしかったけど)
もう一度食べたいと思う気持ちがまったく湧いてきません(笑)。
Posted by 一(はじめ)
at 2016年04月13日 00:08
