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2015年01月20日

糸通し付きトップカバーを自作する

サビキ用の竿を探していて気になっていたのですが、シマノのホリデー磯などのちょっとお高い(といっても1万円以下ですが)竿についているトップカバーにはプラスチックの細い棒がついています。富士工業タカ産業がつくっている製品のようです。

糸通し付きトップカバーを自作する
この赤い棒、最近知ったのですが糸通しバーといって竿のガイドに糸を通してくれるのです。

糸通し付きトップカバーを自作する 糸通し付きトップカバーを自作する
竿をしまうときガイドにこの糸通しバーを通しておいて、使うときにはバーの先端の穴に糸を通してからトップカバーを外せば自動的にすべてのガイドに糸が通っているという画期的発明です。
投げ竿やルアーロッドはガイドが少ないからいいんですが、磯竿はガイドが多いうえに穴の径が小さいのでいちいち手で糸を通すのは大変です。そんなとき、これがあるととっても便利!

欲しい!と思ってネットや釣具店を探しましたが、送料含め安くても500円以上します。
もしかして似たようなのなら自分で作れるんじゃねーかとひらめいたので作ってみることにします。

まず材料を用意します。
糸通し付きトップカバーを自作する
針金。0.6mm径くらいの番線です。30~40cmくらいに切ります。

半分に折ります。
糸通し付きトップカバーを自作する
折り目の部分が糸通しの穴になるので、きっちり折りたたんでしまうと糸が通せなくなります。
あとで最小ガイドの穴に合わせて調整するので、この時点ではソフトに折っておきます。

ねじっていきます。
糸通し付きトップカバーを自作する
ペンチなどを使って適当に。

標準のトップカバーを用意します。もともと竿についていたものです。
糸通し付きトップカバーを自作する
中に緩衝材のスポンジが入っているので取り出します。

これで材料の準備はOKです。
糸通し付きトップカバーを自作する
これからトップカバーに針金を通していきます。

先端の手前の部分にキリで穴を開けます。
糸通し付きトップカバーを自作する

針金を通してみて長さを調整します。
糸通し付きトップカバーを自作する
バンドで留められる程度の長さがでていればいいんじゃないでしょうか。
このとき実際にガイドに通してみて、針金の折りたたんだ部分がガイドを通らなければペンチでつぶします。穴が完全に塞がると糸が通らなくなるので適度に。

余った部分はトップカバーのフックのところに巻きつけておきました。
糸通し付きトップカバーを自作する

針金の先がひっかかると危ないので、巻きつけた上からビニールテープを巻いておきます。
糸通し付きトップカバーを自作する
これで完成です。
一般的なトップカバーに穴をあけて針金を通しただけです。簡単ですね。

さっそく使ってみましょう。
糸通し付きトップカバーを自作する
針金に糸を通します。2本の針金の間に糸をはさんで仮止めすることもできます。

トップカバーを外します。
糸通し付きトップカバーを自作する
見事に一瞬で全部のガイドに糸が通りました。当たり前ですが感動ですね。便利です。

ここまで紹介してきましたがひとつだけ欠点がありまして、むき出しの針金だと潮でさびやすいということに作ったあとで気づきました。材料選びは慎重にするべきですね。
僕はもうめんどくさいのでこのまま使いますが、もし万が一自分で作られる方がいましたらビニール被膜つきの針金が100円ショップなどで売られてるんで、そういうさびにくい材料を使えば完璧だと思います。




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Posted by 一(はじめ) at 12:01│Comments(0)釣り道具
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